2018年01月23日


1.jpg


2.jpg


3.jpg


4.jpg


5.jpg


6.jpg


7.jpg


8.jpg


posted by SUGI-NOTE at 21:14| Comment(0) | 日記

2017年12月04日

引越し

引越しました。
大好きだった八雲を離れ、世田谷区民になりました。
実はもう1ヶ月ほどたつのだけど、今日やっと多少落ち着いて自分の作業ができるスペースを確保できました。


DSC07110.jpg


このご時世、家を持つということには賛否両論あるかと思うけど、
というか賃貸の方がきっと賢いのだろうとは思うのだけど、
なにぶん賢くないので気持ちに任せて買いました。
引っ越すたびに荷物が増えるし、子供もいるしでかなり大変でした。
まだ終わってないけど。

不動産登記は正橋先生にお願いできました。
ただのアホな学生だった僕らも一応立派な社会人になったんだなと、しみじみ嬉しかったです。

DSC06958.jpg


子供が、2年通った場所とは違う新しい公園でどんな反応をするかなと見ていたら
砂場でも遊具でもなく、その辺の地面に落ちてる砂利で夢中に遊んでました。


DSC07022.jpg


DSC07006.jpg


DSC06954.jpg


まっさらな家具に囲まれた新居にももうすっかり慣れたみたいです。


DSC07045.jpg


今年最後の1ヶ月、そしてその先もずっと、もっともっと丁寧に
シャッターを切って、竹刀を振って、家族や仲間と過ごしていきたいです。
posted by SUGI-NOTE at 22:45| Comment(0) | 日記

2017年10月17日

アウラ


DSC00112.jpg


フィルムで写真を撮ることありますか?と聞かれることがたまーにある。
使う機会はかなり少ないけれど僕はフィルムも大好きで
それについて考えるときにいつも柴田敏雄さんの言葉を思い出す。

小さいカメラだと簡単に何でも撮れてしまうので、三脚が必要な大型カメラを使用して、機動性をなくし、自分自身を不自由にしていく。特に8x10インチ判のカメラでは、使用できるレンズが3、4本しかない。限られた条件の中でものを作ることが、要らないものを淘汰していくのによいのではないかと思いました

展覧会カタログ
与えられた形象 辰野登恵子 柴田敏雄 2012 国立新美術館より


大型のカメラを使うことで生じる不自由さによって本当に必要なものが見えてくるという話だけれど
ここまでデジタルが普及し手軽に撮影ができる今ではフィルムを使うこと自体が、
ある種の「不便さ」と向き合うことを意味すると言ってよいと思う。
僕がフィルムも好きだと思うのは、写りがどうこうということではなくて、
この「不便さ」によって”要らないものを淘汰”してもらえるから、まさにその点だなぁと納得した。


ベルリン留学中、毎学期、各教科で課題として何らかの本を読まされ、
レポートを作り発表させられたのがすごく辛かったのだけど(当然全てドイツ語で)
課題だからこそ珍しくしっかり読んだ本に「アウラ」ということばがあった。
(ヴァルターベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」1936年)

技術の発展によって芸術作品の複製をたくさん作れるようになったことで、
オリジナル作品が持っていた「今」「ここ」にだけ存在する「一回性」が失われた、と。
(とんでもなくざっくりまとめてます)
これは1930年代に書かれたものなので、そこから比べると今の世の中なんて
複製できないものはないというくらいで、一回性なんてどこを探しても見つからない。
芸術に限らず世情として、利便性と引き換えに色々なものの尊さが薄まっている傾向はあるようにも思う。

ただ子供と過ごしていると自分が気づいていないだけで、「アウラ」というか「一回性」みたいなものが
実は目の前をどんどん通り過ぎていることを強く意識させられる。


DSC09011.jpg


言うまでもなく彼らは毎日成長していて、
昨日できなかったことが今日には何の前触れもなく突然できるようになったりする。
そういうことが起きるたびにドキッとさせられ、
そうか今目の前にいるこの小僧はもう昨日一緒に過ごした小僧ではないんだ、と気づかされる。
彼らの好奇心と行動力、吸収力、エネルギーはもはや恐ろしい。

観たことはないのだけど「先に生まれただけの僕」というドラマの題名がすごく気に入っていて、
僕はまさに先に生まれただけであって、僕から経験と身体的アドバンテージを取り去ったら
この子に勝る部分や僕から教えられるようなことはあるんだろうか、いや絶対ないな、
と完全に白旗気分です。

写真のことを考えていたつもりが子供の話になってしまったのだけど、つまり、
利便性にごまかされず、本当は目の前に今でも転がっているその時々しかない一瞬をしっかり意識して過ごしたい、
そしてあわよくばそれを撮影できるようになりたいです、という話でした。


DSC09046.jpg
posted by SUGI-NOTE at 02:06| Comment(0) | 日記