2020年08月03日

中高生に向けた部活動撮影サービス「PRESENT」 始めました

以前、ドイツに住んで印象的だったことの一つが、言い訳をする人が多いということ。
遅刻したときも、多少の嘘が含まれているとしても、しっかり言い訳、釈明をする。
それは一つの義務、責任みたいにみえた。
日本では言い訳をしない美徳みたいなものがあるけれど、
(僕が見た限りでは)多少無理のある話だったとしても、
一応一通り釈明するのが礼儀、という文化もあるみたいだ。

例のウィルスは最強の「言い訳」にもなる。
それを理由に色んなことを諦めなきゃいけない今の状況は全然面白くない。
僕は僕でできることを勝手にやってやるんだ、
とブツブツ考えて思いついた一つがこのPRESENT企画です。

せっかく頑張って練習してきたのに、
公式戦や引退試合もできずになんとなく部活を引退することになる中高生。
せめて彼らの「今」を写真に残してあげたら、引退試合とは違った記念になるはず。
また、それによって写真の素晴らしさに気づいてくれる人が増えたら最高だな、
ということで、部活の出張撮影を始めました。

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ここに掲載している写真は7月に撮影させてもらった
とある中学校女子バスケ部と母校小田原高校剣道部の写真です。

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【PRESENT概要】
この企画は中高生の「今、現在」を写真にして「プレゼント」する活動です。
僕が出張して部活動を撮影します。
お金は一切もらいません。
対象は運動部に限らず文化部なども歓迎です。
うちはそんなに強くないから、部員が少ないから、とか関係ないです。
撮った写真は、あなたが思っているよりもずっと意味のあるものになるはずです。


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うちも撮ってほしいという方がいれば末尾記載のメールアドレスからご連絡ください。
剣道部については雑誌「月刊 剣道時代」に掲載してもらえることになっています。
小林編集長ありがとうございます。


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PRESENTには色んな意味があります。
「贈り物」「プレゼント」という意味の他、「今、現在」という意味や「存在している そこにある」、また「出席している」「忘れられないで」など様々。
この企画は中高生の「今、現在」を写真にして「プレゼント」する活動です。


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【注意事項、お願い】
これは僕が1人で行う完全ボランティアの活動で
仕事もあるので月に1、2校お邪魔するのが精一杯だと思います。
僕のスケジュールの中でいけるところにお邪魔する、という形になります。
万が一、応募多数になった場合、ご希望に添えないこともありますのでその点ご理解、ご了承ください。
やりとりの中で何らかの不手際や失礼があったとしても(多分あります)、それは僕個人の不手際ですので、決して雑誌「剣道時代」に不満を感じたりしないようお願いします。
問い合わせは顧問の先生からいただくのが一番早いかなと思っています。
部活をやっている本人や保護者からのお問い合わせも歓迎です。
でも最終的には顧問の先生の判断が必要になるような気がしています。


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公式戦の代わりに代替試合などを行うことも多いようです。
通常の練習だけよりも、部内戦や交流試合
また引退セレモニーなど、何らかのハレの舞台も合わせて
撮影できたらより良いかなと思ったりしています。

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8/3 21時50分追記
ご依頼の際には下記項目を明記いただけると余計なやりとりが省けると思います。
1)学校名、部活名
2)連絡くださった方の情報(お名前、顧問の先生か保護者の方かなど)
3) 出張撮影希望日(引退試合やセレモニーの日程など)
4)学校側、顧問の先生の許可の有無
5)メッセージ、エピソードなど

部員の1人が来年から海外に転校してしまう、とか顧問の先生が来年で定年だ、とか
何かエピソードあれば是非教えてください。
情に流されやすい性格なので、グッと来てしまうと無理してでも行きたくなるかもしれません。

出張エリアについての質問をいただきました。
都心から車で片道2、3時間の範囲なら頑張って伺います。
本当は全国行きたいですが…。
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ご依頼、ご不明点など下記までお願いします。
PRESENT 問い合わせ
杉能信介
suginophotooffice@gmail.com
posted by SUGI-NOTE at 06:15| Comment(2) | ご報告

2020年05月01日

うまく写真を撮るには 写真を撮る意味

気づけば独立して10年以上がたっていて
自分の中に様々な撮影のノウハウがたまり、
写真に対する自分なりの考えもまとまってきた気がしています。


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写真を職業にしていると

"どうやったらうまく写真が撮れるのか?"

と聞かれることがたまにあります。
とても難しい質問です。

困ったなぁと思いながらたいていの場合

"撮りたいものを良く観察して、
どうしてそれを撮りたいと思ったのか自覚するのが大切"

と答えてみるのだけど、だいたいあまり納得してもらえない。
まぁそりゃそうだろうな、と自分でも思います。



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撮り方を含め、写真の技術的な事柄に難しいことはほとんどない。
絞り、シャッタースピード、ISO、ホワイトバランスなど、
写真用語は分かりづらく、面倒臭く聞こえることもあるかもしれない。
でも、どの内容もそれ一つ一つを取り出してみれば
誰にでも理解できるものばかりです。

「全部覚えなきゃ!」と思ったらそれは確かに大変なので、
必要になったものから順に整理していけば自然に身について、
撮り続けていればいつしかそれほど意識しなくても
適切な形に収めることができるようになるものです。



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このところずいぶんと暇なので、
“うまく”写真を撮る方法について少し考えてみました。
一応最初に断っておくと“うまい”と“良い”は別物です。

例えば、同じ場所で同じ被写体を何パターンか撮ってみるとして
できあがった写真に違いを生み出す要素はなんなのか、考えてみます。
(その違いが上手い下手に繋がるのではないか、というアプローチです)
大きく4つあります。

1 構図   被写体をどこに置くか、アングルはどうするか、など 
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2 ピント  どこをボカすか、またボカさないか。ブレなども含みます
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3 色  彩度を上げたり下げたり、全体の色のトーンなど。
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4 光   光の方向性。光の強弱、明暗。光の種類。
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(人物撮影の場合には、もちろん上記4つに加えて
相手との関係性や表情なども大切な要素になりますが、一旦置いておきます)



この4要素の組み合わせや取捨選択次第で、
同じ場所で同じものを撮っても全く別の写真になる。
これには正解があるわけではなくて
何を表現したいか、何を強調したいかによって
適した組み合わせが変わってきます。
そういう意味で、洋服を選ぶのと近いかもしれません。

なぜ自分が“それ”を撮りたいと思ったのか。
言い換えれば「何に心を動かされたのか」がはっきりしていれば、
どう撮るべきなのか、適した組み合わせが見えてきます。



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簡単な例を挙げると
夕日を見て綺麗だなぁと思いシャッターを押すとする。
どういう設定でどのように撮るかは、
具体的に何を綺麗だと感じたのかによって変わってきます。

夕日の「赤い色」が綺麗だなぁと思ったのであれば、
ホワイトバランスや色温度を調整して
自分の見た色、理想の色に近づけます。

もし「空の広がり」が美しいと思ったのであれば
広角レンズであおってダイナミックに撮影するのが正解かもしれません。

写真は(意識的にせよ、無意識的にせよ)
取捨選択や組み合わせの結果生じるものなので、
自分で自由に操作できる要素が多ければ多いほど表現の幅が広がります。
つまり写真の“うまさ”は「技術的な引き出しをどれだけ持っているか」
また「それをどれだけ適切に使えるか」に比例する部分があります。

前述の例でいうと、夕日の赤が綺麗だと思ったのに、
色温度についての知識がなく、設定方法を知らなければ
そのままオートで撮影するしかありません。

その人がもし色温度の調整もできるし
色が飛ばないように若干アンダーに撮る配慮もできて
RAW現像時にさらに調整を加える技術、知識も持っていたとしたら
ずっと魅力的な写真に仕上げられるはずです。
これは技術、知識に支えられた“うまさ”です。
そういう意味で、技術的な知識や経験は多いほど良いともいえます。



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ただ撮影技術や加工(だけ)で作り上げた写真は、
味気なく感じられることが多いのも事実です。
色々な技術や知識を持っていて、それを適切に運用できることは
(とても大切ですが)、結局表層を整えることに過ぎないとも言えます。

技術は誰よりもすごいけど子供に全く関心のない人が撮る子供の写真よりも、
多少技術や経験で劣っても子供が好きで小さな表情の変化を感じとり
子供の成長や子供らしさに感動できる人が撮った写真の方が
生き生きとした子供が写っているだろうというのは容易に想像ができると思います。



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クラッシックが大好きで、エレキギターの音は騒音にしか聞こえない
という人がいたとして、その人にロックバンドのライブ写真を頼んでも
ろくな写真が上がってこないのは明白です。

(ハイスピード撮影や超高感度撮影など特殊なものを除いて)
基本的に目で見たものを写すのが写真です。
人間の視覚は分かち難く意識や思考とつながっています。
同じ子供が目に写っても、
人によって、またその時の心のあり方によって見えるものは様々。
見えないものは写せず、
何が見えるかはその人の考え方や物の見かたに大きく依存します。



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その視覚と思考がとけあった先にある“まなざし”みたいなものが、
写真の違いを生み出すもっとも大きな要素であり、
写真を撮る意味なのかなと、僕は今のところ思っています。
また、”まなざし”を持っている人のところにこそ、
決定的瞬間がやってくるような気もしています。



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ワークショップのような形で、
僕の持っている知識や写真の楽しさを共有する機会を作りたいな
と計画していたのだけど、このご時世で頓挫しています。
人が集まって直接対話することの意味みたいなものも
今後大きく変わってきそうな気もするので
時期を逸したかなと思っています。
posted by SUGI-NOTE at 03:06| Comment(0) | 日記

2020年04月07日

素振り

審査前はあんなに頑張って毎日やっていた素振りを
ここ数年は気が向いた時しかやっていなかった。

世田谷区代表チームで試合に出してもらっても負けてばかり。
(勝った記憶がない)
なかなか満足に稽古もできない日々が続いていたので
なんとなく毎日の素振りを再開。
約1ヶ月たって、だいぶ体が締まってきた。

重めの木刀で200本から。

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最初はヒーヒー言いながらフラフラになってどうにかこなしていた200本が、
この頃だいぶ楽にできるようになってきた。
でも、楽にやっては意味がないので、最近はさらに股割りや
腰が沈むまで左右交互に大きく前に踏み込んでの素振り
(名前がわからん)をやったり、存分に体を痛めつけて喜んでます。

素振りは竹刀や木刀の振り方よりも
足さばきや体重移動の修練だと思っていて(大好きな先生がそう言っていた)
重い木刀を力一杯振っても体がブレることなく、
いつでも次の動作に入れる体勢や気勢を維持することを心がけてます。


数日のんびりしていたのだけど、
こういう時だからこそやりたいこと
やるべきことがたくさん湧いてきて
ちょっと不謹慎なくらい元気です。

子供には家で少しでも体を動かせるようにトランポリンを買ったので、
開封して喜ぶ顔を見るのが楽しみです。
自分でも情けないくらいデレデレです。

いつも通りしっかり食べてしっかり寝る。
家でできるやりたいことも存分に満喫して
健康体を維持したいと思います。




posted by SUGI-NOTE at 01:03| Comment(0) | 日記

2019年11月20日

広告賞受賞

昨年度1年間撮影を担当させていただいたPanasonicの広告
「為末大の2020ソリューションシリーズ」が
日本BtoB広告賞、雑誌広告部門で銀賞を受賞しました。
色々なことがありましたが、関わることができて光栄です。


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みんなが納得する一枚を作り上げるのは難しいなぁとつくづく思います。
関わる人が多ければ多いほど、それぞれの視点や感性がある。
それらをどうまとめるか、どこに落とし所を見つけるかという難問を、
必死ですり抜ける毎日です。

技術的に確かなものは当然必要だけれど、
他人との関わり方、コミュニケーション能力の重要性も痛感しています。
言葉で説得、誘導する力だけがコミュニケーション能力ではなくて、
何気ない所作や振る舞いから伝わることもたくさんある。

自分の思いをどうやって人に伝え共感、納得してもらうか。
写真技術以上に今自分に求められている気がします。
posted by SUGI-NOTE at 00:34| Comment(0) | 仕事報告

2019年05月22日

Adobe Creative Cloud コンプリート|12か月版|オンラインコード版

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adobeのcreative cloudを月払いで契約していたのだけど、
「Adobe Creative Cloud コンプリート|12か月版|オンラインコード版」
というものがアマゾンで売っているのを知りさっそく切り替えました。

月々6000円くらいだったので年間7万円以上支払っていたが、
アマゾンのオンラインコード版はセール中なのか45478円。
ずいぶん安い。

同業者の友達が多かったり、何かのコミュニティに入っていれば
こういう情報を誰かに教えてもらえるのかもしれないけれど
一人でやっている身だと自分でアンテナ張るしかないですね。
posted by SUGI-NOTE at 19:12| Comment(0) | カメラ/機材関連